ピアノという楽器の選び方
 

 一番大切な我が子のために 最良の楽器をお選びください! 

「どんなピアノを選べば良いのでしょうか?」


ピアノのレッスンを始めるにあたり、
保護者様からこのように尋ねられることがあります。

もちろん高価なものですし、お子さんの将来的なことも考えられて
迷われることと思いますが、やはり習うのなら

「上手になりたい!」
「上手にさせてあげたい!」

と願われると思いますので、できるだけ、いわゆる

アコースティックピアノ(アップライト、グランド)

をご用意いただきたくお勧めしております。

程度がよければ価格の手ごろな中古(リニューアル)で大丈夫です。

「電子ピアノではダメですか?」


マンションなどの住宅事情、転勤が多い場合など、

電子ピアノしか置けない、という方もいらっしゃいます。
 
そんな実情下でも、レッスンに通って、

教室のピアノで本物を体験していただければ十分上達につながります。



しかしながら、鍵盤の白と黒のデザインが同じ楽器なら、

すべてピアノ、なんでもよし、

と思われるでしょうか?



電子ピアノも、

@    コンサートホールのグランドピアノの響き

A    エレクトリックな響き、だけでなく

B    チェンバロ、ヴァイオリン、など他の楽器の音源まで入っている、

C    自分が弾かなくても自動演奏してくれる(^^)

D    ラテン、ロック、ジャズのリズムやパーカッション(打楽器)まで楽しめる

 

など、魅力的な点がたくさんあります。

このような電子ピアノの楽しみ方を踏まえながら当教室では、


アコースティック同様、88鍵盤とペダルがある電子ピアノ


をお勧めしています


鍵盤が88鍵あって、ペダル(できれば
3本)がついていれば、

子供たちが必ず(といってもいいくらい)弾きたい

「エリーゼのために」「小犬のワルツ」の練習ができるのです!
 


「本物のピアノと電子ピアノはどんな違いがあるの?」 
 

人の成長は環境によって違いが生じることもあります。 

10代アスリートは幼少期から生活がすでに違っているように。 

日当たりと水はけの良い広い土地で育てた野菜とプランターで育てた野菜、 

安全な手作りの食事を摂っている子、インスタント食品ばかり摂っている子、 

同じように、

初めからグランドピアノを弾いている子、

アップライトピアノを弾いている子、

電子ピアノを弾いている子、

には多かれ少なかれ次のような違いは生じます。

 ・テクニック=力の入れ方

・指の上がり方

・指の動き

・指の速さ


そして

・きれいな音を判断できる『耳』の感覚的な発育   など 

本物か否か、快か不快か、子供の味覚が大人より鋭い、

といわれるように、耳も同様です。

電子ピアノは自然に発生する倍音が省かれています。

お料理でいうところの「天然のうまみ」でしょうか。

そのうまみを省いた音(デジタル音)を長時間聞いていると、

不快感が生じてくることは

専門家の研究からも立証されています。

電子音が不快で練習に向かえなくなる、

嫌いじゃないけどなんとなく弾く気になれない、

「電子ピアノだから…」
という
その理由を親に説明できない子供は少なくないようです。

 

「ピアノは友達、家族で楽しもう!」

 

以上のような点をご承知いただき、
ご参考にしてピアノをお選びいただけましたらと幸いですが、

実は一番大事なこと、それは、

家族で音楽を楽しむ!環境があることです。

家族の誕生日にハッピーバースデー♪を弾いて歌ってお祝いをする、

好きな歌を弾く、一緒に歌う、

そんな幸せの一員としてピアノが存在したなら・・・。

もはやアコースティックか電子か、という選択より、

もっとも大事なことでしょう。


「お!ずいぶんうまくなったな」と言ってくれるお父さん、

好きな歌手の歌をリクエストするお母さん、

発表会に応援してくれるおじいちゃんおばあちゃん、

ご家族皆さんの存在こそが、なにより最高の環境です。

注意;「弾きなさい!」の叱咤激励で長続きは期待できないかもしれません。

 

「電子ピアノを選ぶときは?」

電子楽器も現在とても研究されて作られているものと、

そうでもないものとの差はありますので

詳しくは直接佐々木までご相談ください。


(直接メーカーの名前を挙げて説明させていただきます) 

電子ピアノについてのまとめ

1、鍵盤の少ない楽器(キーボードなど)

未就学児が音を覚えるために習い始めてから半年ほど使う程度は可、

高齢の方が娯楽、老化防止目的に習う程度は可ですが、

上達を目的とした練習には不向きです。

 ペダルがないのでペダルを使う曲の練習は不可能です。

2、エレクトーンなど

別の楽器なのでピアノの練習には不向きです

3.電子ピアノ

アコースティックピアノと違い、

力の入れ方、テクニックの優劣にかかわらず、平均した音が出せますが

技術を磨くための楽器としては向きません。

ピアノコンクールを目指す方や、

音高、音大受験、音楽教師、ピアニストを目指す方には不向きです。









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